電子ブックの歴史と利用の特徴について

近年では、低価格で本を手に入れることができる、文字や画像の拡大が可能などのメリットから電子ブックが若い世代だけでなく中高年にも普及されつつあります。こちらでは、電子ブックの歴史とその利用方法の特徴についてご紹介いたします。電子ブックの出版をお考えの方は、是非ご一読下さい。

電子ブックの歴史について

はじめ、電子ブックは大量のデータの書き込みが可能な記憶装置を使用して提供されており、CD-ROMで提供された辞書が最初の電子ブックといわれています。インターネットで書籍を購入するスタイルが定着したのは、1990年代半ばのことで、インターネットが普及したことが大きな要因でした。その後、オンライン環境も整備され、デジタル化した書籍をオンラインで読むことが可能になりました。電子ブックをメインに取り扱うストアが着々と増えていき、漫画をはじめ雑誌や実用書など様々な書籍が電子ブック化されていきます。

電子ブックの利用方法の特徴について

アメリカでは電子ブックが急速に普及し、印刷された紙の書籍を上回るほど電子ブックの市場が拡大しました。日本では、電子ブック専用のリーダーは当初はあまり使用されておらず、携帯電話による閲覧が主流だったのですが、2010年のiPadの発売をきっかけに電子ブックが注目をあびるようになり、多くの電子ブックはスマートフォンやタブレット端末に対応していきました。持ち運びが便利で電車やバスなどの移動中にも閲覧しやすく、特にコミックは若い世代を中心に人気を集めています。

また、電子ブックは紙媒体の書籍よりもコストを抑えられるという理由から、電子ブックにて自費出版をする方も増えつつあるようです。